洗濯干し場の波板
洗濯干し場の屋根によく使われている、『丈夫だから』とよく使われていた、網入り波板ですが、実はあまり丈夫ではないのが知られています。
傘釘の所が破れていたり、穴が空いていたり、酷い所は、そこそこ大きな面積を伴って、割れていたりします。
それもそのはず、素材が今流行りの、『ポリカーボネート』ではなく、『塩ビ』なんですね。
実はワタクシ自身、すぐ壊れるので使う事もなく、名前すら知らなかったのですが、Instagramで、網入り波板を投稿したところ、『ポリカじゃないの?』とコメントが来ました。
そこでちょっと調べてみようかと、ググってみたら、『ガラスネット入り塩ビ波板』が商品名でした。
丈夫なポリカ波板とは素材が全く違いました。ポリカーボネートは、耐熱性、耐衝性にすぐれ、防弾ガラスの素材にも使われています。
対してガラスネット入り塩ビ波板は、ガラスネットを薄い皮膜で挟み込んでいて、熱にも弱く、とても割れやすいです。
何より驚くのが、ポリカ波板と網入り塩ビ波板の値段が、あまり、変わらない事です。
丈夫さでは、圧倒的な差があるこの2つの商品がほぼ同じ値段なら、どちらを使用するかは、まぁ言うまでもない事ですね。
と言う訳で、リフォーム建究社では、やりかえの際は、ポリカ波板を使用しています。
そろそろ、『なたね梅雨』の季節がまもなくやってきます。修理される方は、今しておくと安心して、雨の時期を迎えられます。
あと火災保険に入っている方は、保険で波板の修理ができる事もありますので、ぜひ保険屋さんに聞いてみるといいでしょう。
今日はこの辺で。最後まで読んで頂きありがとうございます(^^)
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